フトアゴと一緒

フトアゴヒゲトカゲの事をメインに気になった事を随時投稿

フトアゴヒゲトカゲを迎えるのに必要な7つのもの

フトアゴヒゲトカゲを飼い始める!

 

皆さんこんにちは!

現在、爬虫類飼育の初心者向けとして密かな人気を集める

フトアゴヒゲトカゲについて、自身の経験を基に必要な部材・注意点などを

ご紹介しようと思います。

 

 

 

はじめに

フトアゴヒゲトカゲとは

フトアゴヒゲトカゲ

フトアゴヒゲトカゲ学名Pogona vitticeps)は、アガマ科アゴヒゲトカゲ属に分類されるトカゲ

 

トカゲと言えば獰猛そうで懐かないイメージですが、

フトアゴヒゲトカゲは人に慣れれば抱っこしたりしても嫌がりませんし、

人間の手から餌を食べてくれたりします。

食べるのが上手ではないので、狙いをつけて食べようとして失敗したり

なかなか愛くるしい姿が見られます。

興味を持たれた方はペットショップへ足を運んだ時に一度覗いてみてください。

きっと、とぼけた表情に釘付けになるはずです。

 

https://image.freepik.com/free-photo/_39121-27.jpg

準備

さて、フトアゴヒゲトカゲを迎えたいという方は

いきなり生体を買ってはいけません。

フトアゴヒゲトカゲはオーストラリアの砂漠が生息地であり

なおかつ変温動物なので、日本の家屋は彼らにとっては冷たいのです。

まずは必要最低限な部材を揃えてから迎えましょう。

 

ケージ

家の中での放し飼いは推奨できませんので、ケージを用意しましょう。

フトアゴヒゲトカゲの成体は尻尾を入れて最低でも40㎝ぐらいはあります。

購入するときは恐らく幼体でとても小さいのですが、

あっという間に成長してしまうので、最初から大きめのケージがおすすめです。

最低でも60㎝のタイプを買いましょう。

当然トカゲ専用のケージが一番なのですが、

自身は熱帯魚用の水槽を知人から貰い、

熱帯魚を始める前にフトアゴヒゲトカゲと出会ってしまい

そのまま1年くらい60㎝ガラス水槽内で飼っていたので

専用のケージでなくても”可”だと思いますが

やはり観音開きがついていない分、フトアゴヒゲトカゲが取り出し辛かったり

糞の処理がし辛かったりしたので、可能であれば専用のケージを買いましょう。

下記のケージがお勧めです。

https://shop.r10s.jp/aquapet/cabinet/01344745/ke-ji/img60906843.jpg

60cmサイズのケージ

https://shop.r10s.jp/aquapet/cabinet/01344745/ke-ji/img60906844.jpg

90cmサイズのケージ

 

 

保温器具

前述したように、フトアゴヒゲトカゲは砂漠が原生息地なので
常にケージ内を28度~35度に保温していなければいけません。
さらに昼と夜とでは違う方法でケージ内を保温します。
そのため、複数の保温器具が必要となります。
 
その1:バスキングライト
バスキングライトとは、いわばケージ内で太陽の役割をします。
強い明りでケージ内の限定的な場所を暖め、その暖めた場所で
フトアゴヒゲトカゲは体を温めます。
 

https://cdn.pixabay.com/photo/2016/03/20/11/43/bearded-dragon-1268461_960_720.jpg

暖まってるときは”くてーっ”としてます。

 

その2:パネルヒーター

パネルヒーターはケージの下に差し込む薄いヒーターです。

特に冬場の冷たいケージ床を温めてくれます。

ケージ床に砂を敷いている場合は砂に埋もれて気持ちよさそうにしている姿が見られます。

https://image.freepik.com/free-photo/_34817-12.jpg

 
その3:紫外線ライト
これは保温というより、フトアゴヒゲトカゲが体内でビタミンD₃を合成するために
必要で、このビタミンD₃が不足するとカルシウムが吸収できなくなり、
クル病という病気になってしまいます。
尻尾や背骨が曲がってしまうため、絶対に必要なライトとなります。
 
以上の3点が保温・健康のために必須な器具となります。
ただし、紫外線に関しては自然の太陽に勝るものはないので、
もし時々日光浴をさせる事が出来ればなお良いでしょう。

https://tshop.r10s.jp/chanet/cabinet/2751/274825-2.jpg?downsize=300:*

バスキングライト

https://tshop.r10s.jp/chanet/cabinet/1701/169768-1.jpg?downsize=300:*

パネルヒーター

https://tshop.r10s.jp/chanet/cabinet/1677/167466-1.jpg?downsize=300:*

紫外線ランプ

 

 その他

ケージと保温器具があれば、一応は飼育が可能ですが、
フトアゴヒゲトカゲが快適に過ごすためには
いくつか必要なものがあります。
 
底床材
底床材とは、ケージの底の敷く砂などの事です。
自身はずっとデザートブレンド を使用しています。
くるみ素材のため、うっかり口に入ってしまっても安心です。
管理としてはペットシーツを敷いたほうが楽ですが、
眠りに入る前に砂を足で掻き分けて寝床を作る姿が見られないのが寂しいです。
 

https://image.freepik.com/free-photo/_87557-887.jpg

 人工芝にする人もいる・・・
 
シェルター
暑さから逃れるための隠れ家は必須です。
一番理想的なのは、隠れ家の上部をバスキングスポットにできて
下が洞窟みたいになっているシェルターです。
 餌入れ・水入れ
これは正直なんでも良いですが、フトアゴヒゲトカゲはエサを食べるのが
絶望的にへたくそです。
底の浅い容器を用意してあげましょう。
参考までに現在使用しているもの↓

https://shop.r10s.jp/chanet/cabinet/501/49792-1.jpg

餌入れ

 
これで心配なくフトアゴヒゲトカゲの飼育が始められます。
次回は生体の選び方について語りたいと思います。