フトアゴと一緒

フトアゴヒゲトカゲの事をメインに気になった事を随時投稿

【疑問】爬虫類は懐くのか?

皆さんこんにちは!

今日のテーマは爬虫類が果たして懐くのか?

という疑問にお答えしようと思います。

 

 

本当に懐くのか

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まずは、爬虫類の特性について考えてみましょう。

彼らは我々哺乳類と違って、群れを作らず孤独に生きていきます。

生まれた子供を哺乳する必要もなければ

パートナー(結婚相手)を作ることもなく、

集団で狩りを行う事もしないからです。

親が子育てをしないということは、

卵から孵った時から孤独なのです。

 

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ですので、哺乳類などに必要なコミュニケーションを取る必要がなく

犬であれば尻尾を振って近寄ってきたり、猫ならのどをゴロゴロ鳴らして

「撫でて欲しい」アピールをしますが、

どちらかと言えば、生存の為に逃げる事を優先します。

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鳥類では? 

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同じように卵から生まれる鳥類ではどうでしょうか。

鳥類は哺乳こそしませんが、

親が卵を温めて孵し、親が子供を育てます。

そして、大抵の種類で群れを作ります。

その結果、手乗りになったり、撫でられるのを好んだり

極端な例で言えばオウムがすごいですよね。

基本的にはつがいで行動する種類が多いので、

飼い主にものすごく嫉妬をします。

きっと爬虫類には見られない特徴でしょう。

 

「懐く」という概念

我々が思う「懐く」というのは、哺乳類のペットみたいに

体を撫でると喜んだり、名前を呼ぶと走ってきたりする事

あるいは、それらをペットが求めてくるような行為ですよね。

しかし、爬虫類には上記の通り生まれたときから孤独なので

懐くという概念はないものと思われます。

 

触れ合うことはできる

では、爬虫類を撫でたり触ったりすることはできないかというと

そうでもありません。

沢山触ってしまうとストレスに感じてしまいますが、

時々撫でたり触ったりすることはできます

(彼らが好んでいるかどうかは分かりませんが…)

我が家で飼っているフトアゴヒゲトカゲは

一緒に過ごす時間が長いためなのか、私よりも妻に慣れており

手乗りは当然として、妻が編み物をしている膝の上で寝てしまうくらいの仲です。

私が手乗りをさせようとするとジタバタします。

個人的な意見ですが、慣れる慣れないは個体差によるところが大きいかなと思います。

 

当然、ワニや噛まれると危険な爬虫類と触れ合うのはやめましょうね…

 

慣れやすい種類

 個体差は当然あるものの、やはり慣れやすい種類というのはいると思いますので

ご紹介しようと思います。

 

1.ヒョウモントカゲモドキ

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通称レオパ(レオパード・ゲッコー)と呼ばれるつぶらな瞳のアイツですね。

ハンドリングもできて、小型だからケージも小さいのでいいし、

柄も豊富で可愛いですよね。

実はトカゲの仲間ではなくヤモリの仲間なのですが

本来ヤモリ科にはないまぶたがあるので、時々ウィンクしてくれます。

飼育を始める初期費用もお安く済むため人気が出ています。

 

2.フトアゴヒゲトカゲ

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自分も飼っているのですが、基本的にはのんびりしているので

ハンドリングもすぐ出来るようになります。

声を掛けると首をかしげて聞こうとしたり

手から直接葉物野菜を食べてくれたりと愛嬌たっぷりです。

体も丈夫なので、飼育初心者にもお勧めです。

 

3.ゴールデンテグー(※個体差注意!)

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大型のトカゲのテグー。

かなり個体差があるみたいですが、

慣れる個体は犬のように寄ってきたりします!

過去の記事で動画をあげていますので、一度見てみてください!

ただし、気性が荒い個体は噛みついてデスロールまでするとのこと。

そして本種は1メートル以上になるので

大型ケージとそれなりの設備が必要となりますので

飼うに当たっては覚悟を持って臨んでくださいね。

 

 

pogona.hatenablog.com

 

まとめ

我々にはなかなか理解しがたい爬虫類の気持ち。

ですが、長く一緒に住んでいるとなんとなく分かってくるようになります。

向こうが慣れる・懐くのではなく、こちらが合わせて慣れて・懐いたほうが

良いかも知れませんね。